※本記事は 2013年秋に夫婦で実際に体験した車中泊ドライブ旅を、現在の視点から再編集してご紹介しています。
現在とは一部状況が異なる可能性がありますが、「岡山・宮島・関門海峡を巡る夫婦旅」のモデルコースとしてお楽しみください。
紅葉に包まれた鞍馬寺や貴船神社、鞍馬温泉で癒された後、私たち夫婦の旅はさらに西へと続きます。その当日に行きたいところを修正しながらの行き当たりばったりの車旅。今回は、岡山・宮島・関門海峡を経由して九州を目指す、車での長距離旅の様子をお届けします。車中泊やサービスエリアの活用、観光スポットなど、実体験をもとにまとめました。ドライブ旅行記としても参考になる内容です。
鞍馬温泉から岡山方面へ|吉備サービスエリアで仮眠と休憩
鞍馬温泉と貴船神社近くのカフェでのひとときを終え、夕方過ぎには車で岡山方面へ出発しました。京都から岡山までは約3時間の道のり。高速道路を走りながら、どこまで行かれるか考えながら進みます。西日本 ドライブ旅行としても人気のルートです。
夜遅くに到着したのは「吉備サービスエリア」。今日はここまで。2013年ここでは車中泊が可能でしたが、調べると現在も車中泊が可能みたいです。ただ仮眠程度と思った方がよいかも。旅の途中でのちょっとした休息には最適な場所でした。

車中泊に立ち寄った吉備サービスエリア(岡山県)
ここでは静かな駐車スペースと清潔なトイレで、とても快適に過ごせました。夫婦 ドライブ旅の途中で立ち寄れる、気軽なスポットとして覚えておくと便利です。
車中泊ブログなどでもよく紹介される人気のスポットですがほどほどに。
早朝に出発し宮島フェリー乗り場へ|アクセスと駐車場情報
仮眠を取った後、早朝に吉備SAを出発し、広島県の宮島フェリー乗り場へ向かいました。およそ3時間ほどで到着し、フェリー乗り場付近の有料駐車場に車を停めます。周辺に駐車場は沢山あります。

フェリーで厳島神社を目指す人々が集まる宮島口の乗り場
宮島へのアクセスはフェリーのみで車も持っていけますが、私たちは体ひとつで渡りました。宮島フェリーは定期的に運航しており、乗船時間はわずか10分ほど。朝の海風を感じながら、船で渡るという非日常感が旅の気分を一層高めてくれます。広島観光モデルコースとしても人気のエリアです。大勢の観光客がゾロゾロと船首の入り口から入っていきます。あっという間に宮島へ渡れます。

JR宮島フェリーに乗り込む朝の観光客たち
宮島観光の魅力|厳島神社・鹿・もみじ饅頭の食べ歩き
船の上から見る厳島神社の大鳥居は圧巻です。人と比べても大きさがわかります。ちょうど潮が引きに向かう時間帯でしたので非常にでラッキーでした。

フェリーから見えた、海に浮かぶ厳島神社の大鳥居
宮島に上陸後、まずは世界遺産である「厳島神社」へ。海に浮かぶ朱色の大鳥居と、引き潮時に歩いて渡れる参道は、やはり圧巻の一言です。海上から見るのと近くで見るのとではまた別格です。

真下から見上げる厳島神社の大鳥居
境内では、参拝とともに自由に歩き回る宮島の鹿とふれあいながら、神聖な雰囲気に癒されました。

引き潮で歩いて近づけた厳島神社の社殿

境内から見た朱色の建物と五重塔、青空とのコントラストが印象的
表参道商店街では、名物のもみじ饅頭や牡蠣料理を味わい、宮島食べ歩きを満喫しました。観光ブログやSNSでも人気の「宮島 もみじ饅頭」や「宮島 鹿」は旅の定番コンテンツです。夜のために宮島ビールも購入しました。

宮島名物・焼き牡蠣をその場で焼いて提供してくれる店も多数

人気の木村屋のもみじ饅頭、今回はクリーム味を選択

鹿と紅葉が描かれた「宮島ビール」を片手に瀬戸内海を眺める
宮島は瀬戸内 ドライブの定番スポットとして、手軽に寄れて季節問わず楽しめるのも魅力です。夕暮れ時もとても綺麗で、潮が満ちてきて大鳥居がまるで海に浮かんでいるようでした。

夕焼けに染まる大鳥居、1日の終わりに幻想的な光景が広がる
関門海峡で宿泊|夜景を楽しむ港町のビジネスホテル
宮島を後にした私たちは、さらに車を西へ走らせ、瀬戸内ドライブを満喫しながら関門海峡付近まで移動しました。道中は岡山ドライブの延長としても風景が美しく、心地よい移動となりました。
本州での最後の宿泊は、関門海峡 夜景が美しい港町付近の宿。静かに過ごせる空間で旅の疲れを癒すには最適でした。関門海峡 宿泊スポットとしては穴場的な存在かもしれません。

本州と九州を結ぶ関門橋。対岸には下関の街並みが広がり、海峡を渡る船も印象的な風景でした。
次回は宗像大社と大分へ|神聖な社と再会の地を訪ねて
関門海峡を渡れば、いよいよ九州入り。次回は宗像大社の参拝と、大分に住む友人の店を訪ねる旅をお届けします。まだまだ夫婦の車旅続きそうです。
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