※本記事は、愛犬と暮らす前に夫婦ふたりで旅していた頃の記録です。
当時の思い出とともに、旅の雰囲気を楽しんでいただけたら嬉しいです。
伊勢神宮から熊野へ、夫婦ふたりで続けたドライブ旅。今回はその続編として、目的地「那智の滝」と「那智大社」への体験を中心にお届けします。道の駅での休憩、海沿いでのランチ、そして温泉――神秘的な熊野の空気と自然に触れた濃密な一日となりました。
伊勢神宮から紀伊長島経由で熊野へ|道の駅「熊野きのくに」で一息
伊勢神宮を出発し、伊勢自動車道を南下。紀伊長島を通過して熊野方面へ向かいました。途中立ち寄ったのが「道の駅 熊野きのくに」。地域の特産品や地元の人たちの交流が感じられる場所で、熊野らしさが伝わってくる雰囲気が印象的でした。

道の駅熊野きのくに周辺の案内

地域の特産品やお土産が並ぶ「道の駅 熊野きのくに」。ドライブの休憩に最適です。
ドライブの休憩にぴったりの場所で、海産物やお土産も豊富に揃っていました。
海沿いドライブとランチ|海鮮鍋に舌鼓
道の駅を出てからは、南下して海沿いへ。太平洋を眺めながらのドライブは最高のひとときです。

天気の良い海沿いを軽快にドライブしました。
途中、場所の記憶は曖昧ですが、海辺にある食堂で昼食をとりました。注文したのは、エビ・イカ・白身魚が入った豪華な海鮮鍋。熱々でボリュームもあり、大満足のランチでした。

旅の途中に偶然立ち寄った食堂でいただいた海鮮鍋。具材も豊富で大満足の味でした。
旅先で偶然見つけたこうしたお店との出会いも、ドライブ旅の醍醐味です。
那智大社に到着|長い石段の先にある静けさ
海沿いの道をさらに南下し、山道に入っていくと、「熊野那智大社」に到着しました。大きな鳥居と長い石段が出迎えてくれます。登る途中、木々の間から見える景色もまた絶景。

那智大社の参道には長い石段が続き、静かで荘厳な雰囲気に包まれます。
本殿に着くと、静かな空気とともに厳かな雰囲気が漂い、自然と心が整う感覚になりました。
旅の記念に妻がBigなおみくじを!

那智大社名物大きなおみくじ
遠くに那智山青岸渡寺の三重塔と那智の滝が見えます。
さあ次は那智の滝へ。

那智山青岸渡寺の三重塔と那智の滝が見える景色
那智の滝へ|日本三名瀑の迫力を体感
熊野那智大社での参拝を終えた後は、車で那智の滝へと向かいました。実は徒歩でも行けるのですが、急な坂道や距離を考えるとかなり大変なので、私たちは車で移動。距離にして約500m、車で2分ほどの道のりでした。古道をトレッキングがしたいのであれば徒歩がおすすめ。
熊野那智大社の近く、日本三名瀑のひとつ「那智の滝」。落差133メートルの圧巻の滝は、見るだけで圧倒されるスケール。
この雄大な滝を見るためにはるばる車を走らせて来ました。

日本三名瀑のひとつ、那智の滝。高さ133メートルの圧巻の姿に心を奪われます。
マイナスイオンたっぷりの空間で、心身ともにリフレッシュできました。写真を撮るスポットも豊富で、旅の記録にもぴったりです。
丹敷の湯で一日の疲れを癒す
夕方は「丹敷の湯」へ。那智駅交流センター内にある清潔感のある日帰り温泉で、旅の疲れをゆったり癒すことができました。

那智駅交流センター内にある「丹敷の湯」は、清潔感ある日帰り温泉で旅の疲れを癒してくれます。
この温泉の源泉名は「錦ノ湯」。泉質はアルカリ性単純温泉で、分類上はアルカリ性低張性低温泉にあたります。源泉温度は25.6℃とややぬるめですが、加温と循環ろ過を併用しつつ、一部は掛け流しの形で提供されています。
湧出量は毎分100リットルと豊富で、肌触りの柔らかいお湯は疲れた体をじんわりと包み込んでくれます。旅の終わりにぴったりの、上品で快適な温泉でした。

「丹敷の湯」は、清潔感ある日帰り温泉です。ぽかぽかとあたたまります。
この日はそのまま付近の宿に宿泊。場所は正確には覚えていませんが、那智の余韻に包まれながら静かな夜を過ごしました。
丹敷の湯
まとめ|熊野の自然と神聖さに包まれた一日
伊勢から始まった旅は、熊野の地でさらなる深まりを見せました。道の駅での立ち寄り、海沿いのドライブ、海鮮鍋ランチ、そして那智大社と那智の滝の圧倒的な存在感。
次回は、熊野三山の残り2社――速玉大社と熊野本宮大社を巡る旅をご紹介します。
熊野速玉大社と本宮大社へと続く
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