早朝、京都市内に到着した私たち夫婦。前日、霧島を出発し、超ロングドライブの末にたどり着いた先は、かの有名な京都 晴明 神社でした。なぜか行き忘れたと気になっていた神社でした。東京に戻る途中に寄ることができてモヤモヤが晴れた感じです。そんな清明神社と一緒に尋ねた伏見稲荷大社参拝の様子をご紹介します。
京都の神域を巡る|晴明神社と伏見稲荷
晴明神社|五芒星と北斗七星が導く京都のパワースポット
京都の神社巡りのなかでも、特にスピリチュアルなパワーを感じると評判の晴明神社。京都パワースポットを訪れるなら外せない場所として、多くの旅行者に人気です。
晴明神社では、まず最初に一の鳥居をくぐりました。

早朝の晴明神社、鳥居をくぐり、静寂が包み込む参道へ。
この一の鳥居は額に掲げられた金色に輝く社紋「晴明桔梗」が特徴的です。この紋は五芒星とも呼ばれ、晴明神社の象徴となっています。

神秘的な金色の五芒星(晴明桔梗)は、晴明公の象徴。
そのまま参道を進むと、二の鳥居に到着します。

清明神社二の鳥居をくぐります。
鳥居をくぐって右手に手水舎があり、すぐ近くに「晴明井(せいめいい)」があります。

晴明井から湧き出る水は病気平癒や厄除けのご利益があるとされる。
五芒星が刻まれた井戸からは今も清らかな湧き水が流れ続けており、この水には病気平癒のご利益があるとされており、今でも飲料水として問題なく飲めるとのこと。

晴明井の下には北斗七星が刻まれています。
さらに進むと、本殿手前の右手に「厄除け桃」とミツマタの御神木が現れます。厄除け桃は、古くから災厄を吸い取る力があると信じられており、そっと触れて祈る人々の姿が見られました。

古来より災厄を吸い取るとされる桃の像。多くの人が願いを込めて手を添える。
ご神木は推定樹齢300年ほどの楠。根元から三つに分かれたご神木に手を添えると木のパワーをもらえる気がします。

樹齢約300年のご神木。訪れる人々に癒やしと力を与える神聖な木。
本殿を正面にして左手には、安倍晴明公の銅像があり、訪れる人々に静かな敬意をもって見守られているような雰囲気が漂います。

静かに座す晴明公の銅像。パワースポットとして人気の一角。
朝の澄んだ空気の中、それぞれのスポットを巡りながら、五感でパワースポットのエネルギーを感じるひとときでした。

境内に並ぶ提灯にも五芒星のデザイン。細部までこだわった装飾が印象的。
伏見稲荷大社|朱色に染まる千本鳥居と荘厳な本殿
午後には、観光客に人気の伏見 稲荷 大社へ。
京都観光 秋のシーズンには、紅葉と朱色の鳥居のコントラストが美しく、写真映えスポットとしても注目されています。
まず目に入るのは、荘厳な佇まいの「楼門」。重厚な木造建築に朱色が映える姿は圧巻で、写真を撮る参拝客も多く見られました。 京都 千本 鳥居で有名なこの神社は、京都 神社 巡りにおいて欠かせないスポット。

訪れた伏見稲荷大社の楼門。幻想的な朱色が印象的な名所。
訪れた時間帯が午後遅めだったため、比較的空いていて伏見 稲荷 混雑を避けることができました。

伏見稲荷大社・千本鳥居の入り口にある金色の社額は、神聖な雰囲気をさらに引き立てます。
朱色の鳥居が並ぶ参道をゆっくりと歩きました。今回は本殿を経て、名物である千本鳥居の途中までを散策。

午後の光と提灯が千本鳥居の幻想的な雰囲気を演出。時間帯によって異なる美しさが味わえます。
夕暮れ時の千本鳥居は朱色がやわらかな光に染まり、幻想的な雰囲気に包まれていました。遠くに赤く染まる京都の山々の景色も印象的でした。長かった1日もゆっくりと暮れていきます。

夕暮れ時に遠くに赤く染まる山々を見る景色
京都での一泊|宿泊先は市内で食事・温泉でリラックス
さて、私たち夫婦は京都市内で一泊しましたが、残念ながら宿泊場所や食事の写真も残っておらず、夕食の詳細も不明です。ただし、静かな夜の京都をドライブした記憶は今も鮮明に残っています。
箱根・芦ノ湖へ|秋の湖畔と旅のしめくくりランチ
翌日は東京への帰路。長かった夫婦車旅は、やっと左手に富士山が見え、なんだか懐かしい気がしてきました。ここまで来たらドライブする距離は残り僅か。

快晴の空にくっきりと浮かぶ、冬の富士山。箱根の峠越えで出会った絶景。
途中でこの車旅を惜しむかのように、残り僅かで箱根 ドライブを楽しむため御殿場インターから山道へ。峠を越えて芦ノ湖に立ち寄りました。紅葉が進みつつある芦ノ湖でランチタイム。

芦ノ湖でいただいたサクサクのワカサギフライ定食。旅の疲れを癒す美味しいひととき。
芦ノ湖のみで温泉には入らなかったものの、硫黄の香り漂う箱根 絶景 温泉の近くを通り過ぎるだけでも旅情を感じるには十分でした。

「NATIONAL PARK HAKONE」の表示とともに設置された芦ノ湖の案内板。外国人観光客にも配慮されたデザインです。
湖面をわたる風と、箱根の山の稜線。ここまで走り続けてきた疲れが、心地よく癒やされていくのを感じました。

秋色に染まる山々と芦ノ湖の穏やかな湖面。観光船が湖畔に並び、旅の終盤を優しく彩ります。
東京から箱根まで車でアクセスした場合にも使える今回のルートは、日帰り温泉や絶景ドライブを満喫できるおすすめのモデルコース。箱根立ち寄り湯として有名な温泉地も点在しています。
おわりに|日本た縦断夫婦旅の終わりと新たなスタートへ
この秋の神社巡り旅は、パワースポット旅としても充実した内容でした。夫婦旅行ブログとして記録に残すのにぴったりな体験の連続です。
日本 縦断 ドライブともいえる今回の旅は、結局、パワースポット・神社巡りの旅になったみたいです、東京を出発し一気に愛知から伊勢、和歌山、広島、福岡、大分、宮崎、霧島、京都、そして箱根・芦ノ湖と、最後に江の島へと季節の美しさと信仰、そして夫婦での思い出に満ちたものでした。

旅の締めくくりに通過した江の島。海に浮かぶ島と灯台が、冬の光に美しく照らされていました。
旅の記録とお土産たち|走行距離は4,130.4km
長い旅路を共にした車のメーターには、今回の旅で走った走行距離はなんと「4,130.4km」の数字が刻まれていました。

総走行距離は4,130.4km。日本縦断の旅を物語る数字
本州から九州、九州から本州を縦断し、各地の神社や絶景、グルメを巡ったこの旅は、心にも深く刻まれる大切な思い出となりました。
旅の途中で立ち寄った神社や観光地では、さまざまなお守りやご朱印、ご当地グルメなども手に入れました。中でも印象的だったのが、晴明神社の五芒星マーク入りのお守りや、那智勝浦の銘菓、熊野古道ビール、高千穂産の酒米を使用した奉納酒「舞」など、地域ならではの品々。

訪れた神社や観光地で購入したお守りや地元名物

高千穂で出会った献上酒「舞」。神話の地でいただくご縁の味

熊野の地ビール「熊野古道ビール」。旅の疲れを癒やす一杯

中国地方限定のジョージア「ぶちウマッ!」缶コーヒー

宮崎のご当地グルメ「おぐらチャンポン」。旅先ならではのユニークなカップ麺もお土産に。
こうして並べてみると、その土地ごとの空気感や思い出が蘇ってくるようです。旅先で出会った「もの」は、帰宅後の生活の中で旅の記憶を彩ってくれる、もうひとつの宝物かもしれません。
次回からは、愛犬とともに出かけた近県の旅行記へと続きます。
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