長野・信州の高原地帯で、愛犬とともにキャンピングカーで紅葉と絶景を楽しむ2泊3日の旅。長野は幼少の頃より何度も足を運んでいる第二の故郷のような場所です。今回は3回に分けてキャンピングカーの旅を記事にします。第1回目は、車山キャンプスカイフィールドでの焚火、温泉、絶景の朝を中心にご紹介します。
八ヶ岳・南アルプスを一望できる絶景オートキャンプ場|車山キャンプスカイフィールド

車山キャンプ場から見た八ヶ岳と南アルプス
標高約1600mに広がる「車山キャンプスカイフィールド」は、八ヶ岳や南アルプス、遠くには富士山をも望める絶景が魅力の高原オートキャンプ場です。晴天率80%を誇る車山〜霧ヶ峰エリアは、青空の広がる昼間の景色も、満天の星と雲海が広がる夜明けの風景も特別。自然の中で過ごす贅沢な時間が味わえます。
気温も真夏でも20℃以下になることが多く、愛犬やお子様連れでも安心。避暑地としても快適で、秋は紅葉、冬は雪中キャンプと、四季折々の楽しみ方が可能です。

朝日を浴びるキャンピングカーのある風景
我が家の愛犬も少しずつキャンプに慣れてきて、今回はより自然に近いワイルドなキャンプスタイルに挑戦しました。以前訪れた館山の海沿いキャンプとは対照的な、山の魅力が詰まった体験です。
館山キャンプマナビスの記事はこちら
サイトは全部で11区画。7つはデッキ付き(4.8m×4.8m)の電源サイトで、残る4区画はキャンピングカーでも利用できるオートキャンプサイトです。

皆で囲める大きな焚火スペース
共有のデッキスペースやファイヤーピットもあり、家族やグループで焚火を囲んで楽しむこともできます。各サイトでも焚火OK、野外調理OKというのが魅力です。

安心のキャンプ設備で快適に
炊事場やトイレも清潔で安心。薪の販売もあるため、手ぶらでも焚火を楽しめます。

温泉利用のためホテルへ移動
隣接する「車山高原スカイパークホテル」の温泉も利用可能で、標高1600mからの露天風呂やサウナで体を温めることができるのも大きなポイントです。
【天空の楽園】車山高原スカイパークホテル
紅葉の高原ドライブが魅力|車山キャンプ場へのアクセス

車山へ向かう途中の山道から見た月と紅葉
インターから40分ほど、紅葉に染まる山道をゆっくり登っていくと、標高の高さとともに空気の清涼感が変わってくるのを感じます。車山高原へと続く道は、道中から信州の自然美を感じさせる絶好のドライブルートです。
デッキ付きサイトで焚火と地元食材を味わうアウトドアディナー

焚火で料理を始めた初日の夜
到着後は焚火と外ごはんタイム。キャンピングカーのすぐ横に焚火スペースを整え、信州産の薪で火を起こしました。

信州牛ステーキを焚火でじっくり
地元の精肉店で購入した信州牛を、スキレットでじっくり焼き上げる贅沢。

湘南から持参したハマグリの炙り焼き
海から離れていても、湘南から持ち込んだハマグリが焚火の上で香ばしく焼き上がります。

焚火のそばで地ビールを片手に乾杯
信州の地ビールで乾杯。焚火の揺れる炎を眺めながら過ごす時間は格別です。

肌寒い夜も焚火でぽかぽか
気温が下がる夜でも、焚火のぬくもりが快適なキャンプの夜を演出してくれます。
星空と夜景のパノラマ|車山高原で味わう静寂の夜

夜景を眺めながら心落ち着く時間
夜空にはびっしりと星が広がり、眼下には街の灯り。都会では味わえないスケール感。

夜のキャンプサイトの静かなひととき
キャンピングカーの明かりが灯る中、静かな時間を愛犬とともに過ごしました。

夜はキャンピングカー内でリラックス
寒さが増した夜、愛犬は車内でぬくぬく。キャンピングカーの利便性がここで活きます。
温泉と星空の贅沢時間|スカイパークホテルの露天風呂で癒やされる

温泉利用のためホテルへ移動
キャンプ場から車で数分の「スカイパークホテル」では、天然伏流水「天狗水」を使った露天風呂と大浴場が利用可能。澄んだ空気の中での入浴は極上の体験です。
車山高原スカイパークホテルの大浴場・露天風呂
近隣には「音無の湯」や「すずらんの湯」といった日帰り温泉もあり、連泊にも嬉しい選択肢です。
雲海と富士山に感動|早朝の車山で見る奇跡の風景

薄明の空に包まれた幻想的な朝
早朝に起きて見る景色はまさに絶景。

雄大なアルプスを望む夜明けの眺め

幻想的な雲海と淡い朝焼け

雲の上に現れた富士山の姿
八ヶ岳、南アルプス、富士山が雲海の上に浮かぶ姿は、ここでしか見られない特別な光景です。

霜の降りた窓と背景に山々を望む
空気は澄みわたり、カメラを構える手も止まりません。
高原で味わうシンプルな贅沢|絶景モーニングタイム

木々の間から昇る朝日
夜明けの絶景を眺めた後は朝日とともに

朝の空気とともにお湯を沸かすひととき
キャンプ用ガスバーナーを使ってケトルでお湯を沸かし

澄んだ空気の中で味わう朝の一杯のコーヒー
コーヒーを淹れて飲む。幸せな朝の儀式

外で食べる朝ごはんの定番

シンプルながら満足の朝食セット
焚火でパンと目玉焼きを焼いて味わう朝食。シンプルながら格別のひとときで、旅の醍醐味を感じさせてくれます。愛犬ものびのびと朝の空気を楽しんでいました。
愛犬と出発|蓼科湖の紅葉とランチへ

出発前に外の景色を眺める愛犬
名残惜しい車山キャンプを後にして、次の目的地・蓼科湖へ向かいます。車窓から外を眺める愛犬の姿が、この旅の充実ぶりを物語っていました。
次回は、蓼科湖でのそばランチ、紅葉観賞、原村RVパークでの宿泊と温泉・豪華ディナーをご紹介します。
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