春の陽気に誘われて、夫婦で静岡県の春のパワースポット巡りへ。今回は「富士山本宮浅間大社」と「三嶋大社」という2つの名社を訪れました。神話的には父親と娘の関係の神様たち。
桜がちょうど見頃を迎えており、どちらの神社も美しい花々と神聖な空気に包まれていました。富士山と桜、そして御神水に癒される一日旅の記録です。
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富士山本宮浅間大社｜富士山と桜が迎える聖地
駐車場からの絶景｜富士山と桜の共演
富士山本宮浅間大社の参拝者用駐車場は神社のすぐ近くにあり、アクセスも便利です。車を停めた瞬間、目の前に広がるのは満開の桜越しにそびえる雄大な富士山。その美しさに、早くもシャッターが止まりません。ここから今日の一日が始まります。
駐車場から見える桜と富士山。ここからすでに神聖な雰囲気が漂います。
本殿と境内の桜に包まれて
境内に足を踏み入れると、朱色の本殿と桜が見事に調和していました。木々の隙間からは富士山の姿ものぞき、ここが特別な場所であることを感じさせます。ここからの眺めが本当に素晴らしい。
本殿の向こうに見える富士山。桜が額縁のように彩ります。
満開の桜が朱色の本殿を包み込み、春の神社らしい華やかな光景に。
湧玉池と御霊水をいただく
参拝を終え、社殿の奥へ進むと現れるのが「湧玉池」。富士山の伏流水が湧き出るこの池の水は、古来より「御霊水」として知られ、清めや飲用にも使われてきました。この湧玉池のほとりの石垣に採水口があり、御霊水はペットボトルなどに汲んで持ち帰ることもでき、飲用も可能です。ただし、このような湧き水はどこでもそうですが、煮沸をするのが推奨されています。この御霊水はとても冷たく身がしまる思いをします。
湧玉池の静けさと透明感。神様の息吹を感じるような清らかさ。
参拝後に汲める御神水。ひとくち含むと身体が整うような感覚に。
池のまわりでは水鳥が優雅に泳ぎ、透き通る水の中には魚たちの姿も。ここの魚はニジマスなのですが水の栄養がよいのか、驚くほどとても大きく成長しています。
水鳥が泳ぐ池の中には大小の魚たちも。自然の命が満ちています。
池のほとりをのんびり散策しながら富士山本宮浅間大社での参拝を終え、次の目的地三嶋大社へ向かいます。
浅間大社から見た富士山。美しくも神々しい姿に見とれてしまいます。
三嶋大社｜桜と水に癒される伊豆の古社
鳥居と参道の春景色
１時間少しで三嶋大社に到着すると、石の鳥居と「三嶋大社」の社号標が迎えてくれます。三嶋大社には参拝者用駐車場も完備されており、車でのアクセスにも便利です。桜並木の向こうには屋台が立ち並び、春の訪れを祝うようなにぎわいでした。
三嶋大社の正面鳥居。桜が咲き誇り、春のにぎわいに包まれていました。
しだれ桜が彩る池の風景
境内の池のほとりでは、しだれ桜が水面に向かって枝を伸ばしていました。赤い橋や社とともに映るその姿は、まるで絵画のようです。三嶋大社のこのしだれ桜を見に来るだけでも価値はあり。
池の上にそっと枝を垂らす桜。風に揺れる花びらが幻想的でした。
しだれ桜が朱塗りの社を美しく引き立て、春らしい一枚に。
水面に映るしだれ桜とカモの姿。静かな時間が流れます。
水辺に浮かぶ桜の花びらと、泳ぐカモたちの姿が静かな時間を演出します。
参拝後はいつもの天丼ランチ
参拝を終えたあとは、大社の正面にある「うなぎ和食処 すみの坊 大社前店」へ。うなぎ専門店ながら、ここの天丼も絶品。サクサクの天ぷらがのったボリューム満点の一杯は、旅の締めくくりにぴったりの一品です。
参拝後はいつもの定食屋さんで天丼ランチ。サクサクの天ぷらが絶品です。
桜と祈りに包まれた静岡の夫婦旅
富士山の恵みと歴史ある神社の空気に触れた一日。春先のパワースポット巡りとして富士山本宮浅間大社と三嶋大社の組み合わせは外せません。この２社は少し距離はあるものの桜とともに過ごしたこの春の神社旅は、夫婦にとっても忘れられない思い出となりました。静岡の春のパワースポット巡りとしても、心に残る一日でした。日帰りで楽しめる神社巡りのドライブコースとしてもおすすめで、春の絶景スポットを満喫できました。
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